数年ぶりの実家で「部屋が明るいよ、全然違う部屋みたい」と言ったら、「お祓いしたの」という返事が返ってきた
【百物語】奥様が経験した怖い話
http://ikura.open2ch.net/test/read.cgi/ms/1407209315
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144 :名無しさん@おーぷん :2016/02/23(火)15:27:22 ID:U9W
子供の頃に住んでた家の話をする。
祖父は転勤族だったんだけど、やっと落ち着けるということで、家を建てた。
そこは風光明媚で有名な場所の近くにあって、目と鼻の先が湖畔。
その家を父が受け継いで、祖父母、両親、弟と住んでた。
祖父母が亡くなって、両親が仕事で忙しくて、弟と実質二人ぼっちで過ごすことがほとんど。
昔の家にありがちの和室の続き部屋で、手前にテレビがあって、
奥の部屋は仏間で、大きな仏壇があった。
一人でも二人ででもテレビ見てたり、ごろごろしててるのはいいけど、
夜9時を回ると、なぜか向こうの仏間が怖かった。
それぞれの部屋は離れたところにあったから、
見たいテレビ番組を見れば、それぞれが自分の部屋に戻るんだけど、
9時回ってから「のどが渇いたな」と、何か飲もうとすると、
その奥の仏間の前の廊下を通らないと台所へは行けない。
ふすまはきちんとしめてあるし、自分でもわからないけど、
とにかく暗くなってから、仏間の方へ行くのが嫌で仕方なかった。
でも両親に話すとか、そんなことは一度も考えたことがなかった。
仕事が忙しいのもわかってたし、笑われるとか怒られると思ってた。
だからずっと誰にも言わなかった。
成人して実家を離れて、仕事して縁あって結婚した。
何年かして里帰りしてみた。
昔と変わらない家具の配置だし、懐かしい部屋だった。
だけど、昔に村べて部屋全体がすごく明るく感じた。
昼間だったから、日の光で十分にまぶしいし、電気もつける必要がない。
以前と全く変わらないのに、部屋中が妙に明るい。
母がいたから「部屋が明るいよ、全然違う部屋みたい」と言ったら、
「あんた、わかるの?」って驚いてた。
「お祓いしたの」という返事が返ってきた。
祖父は転勤族だったんだけど、やっと落ち着けるということで、家を建てた。
そこは風光明媚で有名な場所の近くにあって、目と鼻の先が湖畔。
その家を父が受け継いで、祖父母、両親、弟と住んでた。
祖父母が亡くなって、両親が仕事で忙しくて、弟と実質二人ぼっちで過ごすことがほとんど。
昔の家にありがちの和室の続き部屋で、手前にテレビがあって、
奥の部屋は仏間で、大きな仏壇があった。
一人でも二人ででもテレビ見てたり、ごろごろしててるのはいいけど、
夜9時を回ると、なぜか向こうの仏間が怖かった。
それぞれの部屋は離れたところにあったから、
見たいテレビ番組を見れば、それぞれが自分の部屋に戻るんだけど、
9時回ってから「のどが渇いたな」と、何か飲もうとすると、
その奥の仏間の前の廊下を通らないと台所へは行けない。
ふすまはきちんとしめてあるし、自分でもわからないけど、
とにかく暗くなってから、仏間の方へ行くのが嫌で仕方なかった。
でも両親に話すとか、そんなことは一度も考えたことがなかった。
仕事が忙しいのもわかってたし、笑われるとか怒られると思ってた。
だからずっと誰にも言わなかった。
成人して実家を離れて、仕事して縁あって結婚した。
何年かして里帰りしてみた。
昔と変わらない家具の配置だし、懐かしい部屋だった。
だけど、昔に村べて部屋全体がすごく明るく感じた。
昼間だったから、日の光で十分にまぶしいし、電気もつける必要がない。
以前と全く変わらないのに、部屋中が妙に明るい。
母がいたから「部屋が明るいよ、全然違う部屋みたい」と言ったら、
「あんた、わかるの?」って驚いてた。
「お祓いしたの」という返事が返ってきた。
145 :名無しさん@おーぷん :2016/02/23(火)15:46:52 ID:U9W
いろんな伝手もあって、その地方で有名な拝み屋さんに見てもらったら、
うちの仏壇の中には、うちの家系の人はいなかった。
仏壇のずっと下の方の土砂に、400年くらい前の旅の母子が、
盗賊に襲われて無念にも亡くなってたそう。
偶然にも祖父が建てた家の仏壇がその上にあった。
恨みつらみが仏壇の持ち主やその家族に向けられてたそうで、
何も気が付かず暮らしてた私は、そこで初めて納得がいった。
他にも、祖父が酒の席で口説いた姐さんがそこに居座ったりしてて、
とにかく我が家のご先祖というか家族は、軒並み仏壇から追い出されたんだとか。
なんだかしらないけど、たまたま遺体のずっと上の方に仏壇置いたせいで、
我が家は呪われてたんだとか。
両親の仕事上のトラブルとかご近所のトラブルとか、
なんやかんやあったのも、きっかけはそのせいなんとか。
その後はしばらくは落ち着いてましたが、結局は両親はその家を手放した。
母は「あの家にはおじいさん(父の父、私の祖父)がずっといるの」と、
今でも時折話す。
建てた家だから、すごく執着してるんだと。
その家を買って越してきた奥さんが(看護師)、
「ここにおじいさんがいる、気味悪い」とぼやいてるって聞いた。
うちの仏壇の中には、うちの家系の人はいなかった。
仏壇のずっと下の方の土砂に、400年くらい前の旅の母子が、
盗賊に襲われて無念にも亡くなってたそう。
偶然にも祖父が建てた家の仏壇がその上にあった。
恨みつらみが仏壇の持ち主やその家族に向けられてたそうで、
何も気が付かず暮らしてた私は、そこで初めて納得がいった。
他にも、祖父が酒の席で口説いた姐さんがそこに居座ったりしてて、
とにかく我が家のご先祖というか家族は、軒並み仏壇から追い出されたんだとか。
なんだかしらないけど、たまたま遺体のずっと上の方に仏壇置いたせいで、
我が家は呪われてたんだとか。
両親の仕事上のトラブルとかご近所のトラブルとか、
なんやかんやあったのも、きっかけはそのせいなんとか。
その後はしばらくは落ち着いてましたが、結局は両親はその家を手放した。
母は「あの家にはおじいさん(父の父、私の祖父)がずっといるの」と、
今でも時折話す。
建てた家だから、すごく執着してるんだと。
その家を買って越してきた奥さんが(看護師)、
「ここにおじいさんがいる、気味悪い」とぼやいてるって聞いた。
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