どうしてあの会話が楽しかったのか気が付いた
何を書いても構いませんので@生活板 2
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1415927686/
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80 :名無しさん@おーぷん :2014/11/26(水)10:41:43 ID:fLR
先日の千葉駅伝の時、勤務先の老人ホームのすぐ近くがコースなので、
希望者は職員が見学に連れて行った。
私はリハビリの予約時間の関係で出かけなかったじいちゃんとテレビで駅伝を見ていた。
その男性入居者(A)さんはかなり痴呆が進んでいて、
朝食後すぐに「朝飯くいましたか」と聞きにくるくらいの人。
ちょっといろいろあって、仲がいいわけでもなく、かなりウザく面倒くさい人。
そのAさん、テレビを見ながらどうやら古い記憶がよみがえったらしく覚醒。
「ああ、もう新検見川の駅前だね。花園小の前でバトンタッチするんだよね。
東大グランドの前は坂がきつくて…」
とかなり詳細なコース説明したり、ごく普通の会話をした。結構楽しかった。
その後、リハビリの先生が来たり、入居者たちが帰って来てお茶を出したりと忙しく、
夕食の時に会った時にはいつものAさんに戻っていた。
その事を自宅に戻って家族としている時に話していて、
話しながら、どうしてあの会話が楽しかったのか気が付いた。
私は地元の出身なので、子供の頃からその駅伝は家族とテレビで見ていて、
地元なので当然知っている道。
あそこは○○ちゃんの家の近くだよ、とか、今、弟がバイト先の前にいたね!!とか、
あそこが私の職場だよとか
だいたいはもう20年も前に亡くなった父との会話。
父は長い闘病の末に、持病とは関係ない心筋梗塞でぽっくりと死んでしまった薄情な人。
入院先の病院から連絡が来た時はもう亡くなっていて、家族の誰も看取れなかった。
長い間看病して来て、最後の最後で一人で逝かせてしまった事で、
私はずいぶん長い間立ち直れなかった。
最近では父を思い出す事はあまりなかった。
Aさんと会話していた時、私は父と話しているようでとても楽しかったと気付いた。
気づいたら涙が止まらなくなってしまって、食事の途中で号泣。
珍しく家にいた息子も夫もびっくりしてオロオロ。
父が亡くなったのは息子が生まれてすぐで、父は初孫の誕生をすごく喜んで、
一時的に驚異的な回復を見せた。
そして突然ポックリ逝った。
だから息子はもちろん、父と瓜二つと言われている娘も父の事は覚えていない。
当然、再婚の夫は父の事は知らない。
誰も父を知らなくて、それも悲しくて、結局一晩中泣いてた。
家族の歴史に関わっていない夫がそれを気に病んでいるので、
泣き止まなきゃと思えば思う程益々号泣。
もう自分で自分をどうにもできなくて、久しぶりに夫に一晩中抱きしめてもらった。
翌日になると、なんであんなに泣いたのかもわからないし、むしろ父を思い出せた事も嬉しくて
新婚の頃のように夫に抱きしめてもらった事も嬉しくて、昨日は非常に上機嫌で過ごした。
夫は何も言わないけど、改めて大好きだと実感した。
あれ?ただののろけになっちゃった。
娘には「お母さん、更年期なの?」と聞かれたし、息子は私の顔色をちらちら窺っているし。
家族には申し訳ない事をしました。
そして、オバサンの戯言にお付き合いくださった皆様、ごめんなさい。
希望者は職員が見学に連れて行った。
私はリハビリの予約時間の関係で出かけなかったじいちゃんとテレビで駅伝を見ていた。
その男性入居者(A)さんはかなり痴呆が進んでいて、
朝食後すぐに「朝飯くいましたか」と聞きにくるくらいの人。
ちょっといろいろあって、仲がいいわけでもなく、かなりウザく面倒くさい人。
そのAさん、テレビを見ながらどうやら古い記憶がよみがえったらしく覚醒。
「ああ、もう新検見川の駅前だね。花園小の前でバトンタッチするんだよね。
東大グランドの前は坂がきつくて…」
とかなり詳細なコース説明したり、ごく普通の会話をした。結構楽しかった。
その後、リハビリの先生が来たり、入居者たちが帰って来てお茶を出したりと忙しく、
夕食の時に会った時にはいつものAさんに戻っていた。
その事を自宅に戻って家族としている時に話していて、
話しながら、どうしてあの会話が楽しかったのか気が付いた。
私は地元の出身なので、子供の頃からその駅伝は家族とテレビで見ていて、
地元なので当然知っている道。
あそこは○○ちゃんの家の近くだよ、とか、今、弟がバイト先の前にいたね!!とか、
あそこが私の職場だよとか
だいたいはもう20年も前に亡くなった父との会話。
父は長い闘病の末に、持病とは関係ない心筋梗塞でぽっくりと死んでしまった薄情な人。
入院先の病院から連絡が来た時はもう亡くなっていて、家族の誰も看取れなかった。
長い間看病して来て、最後の最後で一人で逝かせてしまった事で、
私はずいぶん長い間立ち直れなかった。
最近では父を思い出す事はあまりなかった。
Aさんと会話していた時、私は父と話しているようでとても楽しかったと気付いた。
気づいたら涙が止まらなくなってしまって、食事の途中で号泣。
珍しく家にいた息子も夫もびっくりしてオロオロ。
父が亡くなったのは息子が生まれてすぐで、父は初孫の誕生をすごく喜んで、
一時的に驚異的な回復を見せた。
そして突然ポックリ逝った。
だから息子はもちろん、父と瓜二つと言われている娘も父の事は覚えていない。
当然、再婚の夫は父の事は知らない。
誰も父を知らなくて、それも悲しくて、結局一晩中泣いてた。
家族の歴史に関わっていない夫がそれを気に病んでいるので、
泣き止まなきゃと思えば思う程益々号泣。
もう自分で自分をどうにもできなくて、久しぶりに夫に一晩中抱きしめてもらった。
翌日になると、なんであんなに泣いたのかもわからないし、むしろ父を思い出せた事も嬉しくて
新婚の頃のように夫に抱きしめてもらった事も嬉しくて、昨日は非常に上機嫌で過ごした。
夫は何も言わないけど、改めて大好きだと実感した。
あれ?ただののろけになっちゃった。
娘には「お母さん、更年期なの?」と聞かれたし、息子は私の顔色をちらちら窺っているし。
家族には申し訳ない事をしました。
そして、オバサンの戯言にお付き合いくださった皆様、ごめんなさい。



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