婆、今さっき洗い物してて手が滑って包丁落としそうになったのよ。
それでバカなんだけど咄嗟に刃を掴んでしまったのよね。
その間1秒未満だと思うわ、やってもうた！！っていう気持ちと
落ち着け大丈夫っていう気持ちが混同して、なんか多分ゾーンに入った。
掴んだあと神経を手の平に集中したままシンクへ包丁をそっと置いたの。
そして手の平見たらなんともなってないの。
婆の手が硬化したのか包丁が軟化したのかわからないけど、
なんていうかこう…こういうことってあるんだなぁっていう気分よ。
念のため言っておくと、包丁は普通程度に切れるものよ。
ああでもやっぱりあの瞬間を思い出すとゾワワワってするわ！！

>>461
婆様のその狐につままれたような一瞬、わかるわ！
包丁を落した瞬間、今まで経験したことのない妙なゾーンに入るのよね。

婆は落とした先が足で、その瞬間、包丁をかっ飛ばしたの。
落ちた包丁がまるでマトリックスのようにゆっくりゆっくり動いて落ちていたわ。
だから普通になぎ払ったのよ。でも後からそんな自分にビックリしたのよ。
そしてそれから怖くなったのも同じよ。あれってなんなのかしらね？

>>461 462
ものすごい集中力が出ると時間が延びる感覚になるのよ
よく交通事故なんかでもスローモーションで跳ね飛ばされたなんて言うじゃない？
ただそれだけの集中力出すためには五感を犠牲にするらしいわ
たいてい聴力を犠牲にしてその間、無音になるみたいだけど

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